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株式会社ゼットン「本場のものづくりを体験し、店舗に落とし込む」

アロハテーブルをはじめとしたハワイアン業態の店舗が多い株式会社ゼットン。長く飲食業界に関わってきたという店舗開発担当者・山本氏にお話を伺いました。

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株式会社ゼットンで執行役員・店舗開発部の山本氏

ーまず、山本さんご自身についてお聞きします。

ーなぜ店舗開発にかかわるようになったのか、その経緯をお伺いできますでしょうか?

まず、ゼットンの代表・副社長と私のことをお話しますと、実は代表の稲本と私は大学の先輩と後輩、副社長の鈴木とは親友という関係性なんですね。鈴木とは大学の頃遊びながら、悩みながら、飲みながら(笑)様々な時間を親友として共にしてきました。その頃から、「将来、何か二人でやりないな」という話をしていたのですが、私は神谷デザイン事務所へ、鈴木はゼットンへと卒業後は別々の道を歩むことになりました。

私個人としては10年間神谷デザイン事務所で勤め、独立して自分で設計会社を持つようになりました。実は独立後、ゼットンの外部ブレーンとして店舗づくりを手伝うことになったのですが、ちょうどそのタイミングでゼットンが上場するという運びになったんですね。また、それと同時にゼットン社内に店舗開発を作る話が上がり、私は自分が経営していた設計会社の全スタッフを引き連れてゼットンに入社し、店舗開発を担当するようになりました。

大学時代に鈴木と話していたことがここで実現し、自分でも驚きでした(笑)それだけでなく、代表が大学の先輩ということはお話ししましたが、専務も大学の先輩であり、そう考えると私は「人間関係の中で今ここにいる」そう改めて感じますし、感謝しなければなりませんね。

ー店舗についてお聞きします。

ー店舗開発の果たす役割について教えてください。

店舗開発では、いかにスタッフが働きやすくて、お客様にいい心地のいい空間を提供できるかという部分を重視しています。 本来、設計会社とやり取りしてお店を作るのが通常の流れですが、設計会社さんを通してしまうと中々、密にコミニュケーションをとることが難しい現状があります。頻繁に会って打ち合わせできるわけでもないので、コンセプトへの理解や動線の部分で食い違いが起こってしまいます。

しかし弊社の場合、設計は自社で行っているので、店舗で働くスタッフと密にコミュニケーションを取ることが可能です。ですので、お客さんには居心地のいい空間、スタッフには働きやすい空間を提供することができます。

自社で設計を行っていることで大変なのは、視野が狭くなって新たな発想を生み出すのに時間がかかってしまうということです。ですから、時々社外の設計者さんにお願いしすることもあります。そうすることで、自分たちでは思いつかないような新しい図面の引き方や発想を学び、刺激を得ることが出来ます。

SNSに載せる写真を撮る場面を大事にお店づくりを行っている

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ーアロハテーブルを代表としてハワイアン業態の店舗に対するこだわり、重視している点は何ですか?

立地では「自然と共有できる開放的な空間」、店舗では「本場のものづくりを体験し、店舗に落とし込む」、この二つの軸を持ってやっています。

立地に関して言えば、弊社特有かもしれませんが、ずばり「環境」です。例えば、南向きで、太陽が輝き、風を感じられるテラスがあり、その向こうに森がある、うまくいけば海が見えるといったような物件が理想です。ただ、商業施設の場合は難しい部分はありますが、それでもなるべく開放感の出る物件を取得する工夫をしています。

店舗に関して言えば、「ハワイの自然を肌で感じたことをお店で表現する」ことを意識してます。ハワイの世界観を出す発想力を養うため、デザイナーがハワイに1ヶ月滞在して大工をやる時もあります。例えば、ハワイと日本とでは漆喰の塗り方ひとつとっても方法が異なります。

そういった感覚は言葉で説明するよりも現地の人たちと交流しながら体で覚えるのが一番、技を吸収できますよね。だから、ハワイでの経験が活きた私たちにしか出せない味のあるお店ができあがります。

また、最近、料理やお店の看板をバックに写真を撮ってSNSに載せるお客さんも多くいますよね。そういったお客さんのために、いつも写真を撮る場面を大事にお店づくりを行っています。

例えば天板にアロハテーブルのロゴをワンポイントいれることで、料理の写真を撮った際にロゴが映り込むように工夫しています。そうすることで、その料理が誰でもアロハテーブルだとわかるようになっています。看板を取り付ける際も、人と看板が丁度いい具合にカメラに収まるように看板の高さを調節しています。小さな工夫ですが、これによってお客様に満足のいく写真を撮って頂いたら嬉しいですね。

最後の仕上げの部分を魂をこめてやることも重要

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ー店舗開発のやりがいと大変だと思う点は何ですか?

設計は社内で行っていますので、毎回店舗によってどのような違いを生み出していくか、各デザイナーと打ち合わせをするのですが、その中で「これだ!」としっくりとくる瞬間があります。そして、お店が完成して、お客さんが入り、色がつき賑やかになっている店舗を見た時は、やりがいを感じる瞬間であり、「天職だな」と思う瞬間でもあります。

大変なことは、試行錯誤して決めたデザインを店舗として実際に形にすることです。設計者として施工業者さんに依頼するだけでなく、材料をメーカーと共同で開発したり、必要な材料を探したり、お店作りに反映させることも設計者の役割だと考えています。

また店に置く小物を作ったり、絵を描いたり、現場での作業もやります。もちろん設計者として図面を引くことも重要ですが、現場で最後の仕上げの部分を魂をこめてやることも重要だと考えています。それが、お客さんにいい空間を、スタッフに働きやすい環境を提供することに繋がりますからね。細かい作業で大変ではありますが、それがやりがいでもあります。

健康志向の流れを引っ張っていける会社にならなければならない

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ー業界全体の今後についてどのように考えていますか?

世間の流れが夜型の飲み会から朝型の健康志向に変わっており、健康的な時間の過ごし方に着目しつつあります。アスリートさんや日常的に運動をする人向けに商品を開発していくべきだと感じおり、この健康志向の流れを引っ張っていける会社にならなければならないと思いますね。代表がもともとアスリートで健康志向が高いというのもあるのですが(笑)

ーでは、最後に店舗開発としては今後どのような店作りを目指しますか?

代表の言葉ではありますが「店舗づくりは街づくり」ということを店舗開発としても意識しています。飲食は絶対になくならない業界の一つで、その中で弊社が成長していくためには、日々の積み重ねというものが大事になってくると感じています。私個人のレベルでは、店舗を設計する際には、食事をするシーンですとか、お客さんがお酒を楽しんでいるシーンですとかイメージし、一つずつの作業を丁寧にやりつつ、常にクリエイティブであり続ける必要があると思いますね。 やはり、空間を作るというのは大好きなので、店舗を作る際には、ナチュラルに、自然の素材を活かして自然を味方につけて、これからも作っていきたいと考えています。

株式会社ゼットン

山本明弘 執行役員 店舗開発本部 本部長

「店舗づくりは街づくり」という基本理念のもと、飲食を通して街を活性化し、新しい文化の醸成に貢献する。出店する地域の人々や立地に合わせ、長く愛される店づくりを目指している。

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